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議論の流れを変える「問い」

新規事業の立ち上げを一緒にやらせてもらっているダイヤモンドメディアさんでのミーティングの一コマ。新しいサービスに関する議論なので、色んなレイヤー、色んな切り口で話が飛び交っている。

そんなときに、議論の転換点になるような問いが何回かありました。
「これをシステムとして構築することを考えたら?」
「事業展開の段階をフェーズ1とフェーズ2に分けたら?」
など。(他にもあったけど忘れた)

改めて振り返ってみると、複雑に絡み合っていく議論にどっぷりと浸っている中で、議論を転換する問いを立てる、言い換えれば「目の前の議論に流されずに、自分のスタイルで問いを立てる」ということは、決して簡単なことではありません。

どういうタイプがあるか?

この「議論に流されない」状態で問いを出せる人というのは、
①他の参加メンバーに比べて突出した「思考能力」を持っている
②議論の流れを「メタ」に捉えるトレーニングが豊富
③強固な「思考の習慣」を持っている
という3タイプくらいに分けられるのかなと思います。

「①思考能力」はある程度は先天的な能力の違いであり、
「②メタ認知」はMTGのファシリテーターなどのトレーニングや実戦経験の成せる技で、
「③思考習慣」はアカデミックなトレーニングを積んでいるか、もしくは実体験を通じて「身体化して」習慣を身に付けた、
といった感じでしょうか。

今日の議論の場で言えば、何回かの「議論の転換点になる問い」は、③のタイプ、それも発言者の「身体化して身についた習慣」から発せられているように感じました。

恐らく、良い実務経験を積む中で磨かれていくのは、こういった「思考の習慣」であり、今日のような瞬発的に求められるケースにこそ、その特徴が顕著に現れるのだと思います。