
頻繁に記事を作るようになってから、だんだんと自分なりに文章を書く時のスタイルが出来上がってきました。
どういう工夫をしているのか、いま時点での内容を整理してみます。
文章を書く時の5つの工夫
1. 3つのメッセージを先に決める。
これはこのtweetの話で書かれていたことが全てです(笑)
先日松浦弥太郎さんにお会いして「文章を書く時に気をつけていることはなんですか?」って質問をしたときの答え。
「始めと真ん中と終わり、これだけ最初に決めればあとはすんなり書けるものです。」
これを意識し始めてからまた少し文章の書き方が変わって、書くのがちょっと楽になった。
— 堀口英剛@モノグラフ (@infoNumber333) December 10, 2017
実際にやってみると、大枠の骨子とか全体の流れを決めるのに適しているので、いまはこの考え方を大事にしています。
とは言え、たとえばこの投稿自体はそれを踏襲してません(工夫のポイントを羅列したら5コになったし、メッセージは3つになってない)。それはそれで気にせず、基本的な方針、くらいの距離感で扱っています。
2. 骨子が決まらないと書かない。
これまでの経験上、骨子がない状態で書き始めると、迷走し続けて、時間ばっかりかかってしょうがありません。骨子がないものは書かないようになりました。
骨子は、「歩いているとき」「本を読んでる、podcastを聞いてる」「打ち合わせが終わったあと」とかに良く思いつきます。そのときはiphoneでfacteverというアプリでものすごく乱雑に書き込んでおいて、あとでevernoteで拾い上げます。ボツにするメモとか、何を言いたかった分からないメモとかもたくさんあります。
3. まずは一気に書く、推敲は後で。
これも元ネタになった記事があった気がする(けど忘れた…)
そこでは、「15分を区切って一気に書く」「推敲しない、それどころか打ち間違いも直さない」「後からそれを直していく」ということが書かれてました。
そこまでストイックではないですが、まずは骨子に基づいて一気に書き上げて、その後で細かな表現の修正とかをしていきます。
この推敲の過程で、最後のメッセージがガラッと変わったりすることもあり、自分の思考を深められる感覚があって面白いです。
4. 「そこそこ」の完成度でも公開する。
書いていると色んなことに発想が広がったり、ロジックとして不十分だなと思うことがあったり、不完全燃焼になることが多いです。というかほとんどそうです。
ただ、「やり残し」があったとしても、細かいことは気にせずに公開しちゃうようになりました。
5. タイトルは最後につける
最初に付けたタイトルがあっても、書いている途中でコアに伝えたいメッセージが変わっていくことも良くあります。
「この話面白い」とか「こういう切り口は印象的」という感覚をきっかけに書き始めても、そこから広がった自分なりの発想があると、そっちのほうが熱量が高くなって面白くなることも多いです。
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